チベットを知ろう4

4.現在も
今私たちがこうしてる間にも、チベットの人たちは理由も告げられることなく逮捕され、拷問を受け、生死の危険にさらされています。

*平和行進に参加した幼い4人の子を持つ38歳の母親は、逮捕された後、拷問を受け、瀕死の状態で釈放された。しかし当局の圧力により病院の診察を受けられず、4月17日になくなった。僧侶が葬儀を行うことまで当局により禁止された。
  http://blog.livedoor.jp/rftibet/

*刑務所では、過剰な殴打により、腕や足を折られている者もいる。拘束されている人々は、鎖の手枷足枷を嵌められ、両手を背中で縛られたまま長い時間吊り下げられ、おこなってもいない犯罪の自白を強制されている。いくつかの監獄では、収監されている人々は3〜4日に一度しか食べ物を与えられていない。何日も水を与えられていないため、多くの人々は自分自身の小水を飲んでかろうじて命をつなぐ。大勢が弾圧の際に負傷し、その後も監獄のなかで過剰に殴打されており、何の医療措置も施されないまま、怪我によって死亡し続けている。また当局は、亡くなった収監者達の遺体を即座に処分している。身体状態が極度に悪化すると釈放されるが、その多くは監獄で受けた打撲その他が原因で、釈放後まもなく死亡する。監獄では厳寒の気候であっても、コンクリートの床の上にじかに寝るしかない。
  http://www.stoptibetcrisis.net/pr210508.html



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