5.
フランスで車椅子の聖火ランナーがチベット人らしき人物に襲われる映像が流れたのは覚えてらっしゃるでしょうか。
しかし車椅子の聖火ランナーに暴行を加えたチベット人風の男は中国の工作員であったことを疑わせる写真や証言が流出しています。

4月20日の「報道2001(フジテレビ系)」では中国大使が出演していました。中国大使は、2008年3月にチベット人がラサで暴動を起こす写真やチベット人風の男が車椅子の聖火ランナーに暴行を加える写真を指し示して、「ラサでの暴動はダライ・ラマの策動である、チベット人は非常に過激である」と主張しました。
この時にはすでに、チベットで無差別殺戮が3月に行われたことを海外では報道していました。またチベット亡命政府も無差別殺戮があったことを主張しており、これに対し、中国政府はチベットから海外の報道機関をシャットアウトし、厳しい情報統制を敷いた上で、武力の行使はないと主張していました。
放送法は「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」をマスメディアに義務付けています。しかし報道2001は中国側の主張だけを一方的に流し続けていました。
このような報道はフジテレビだけで行われているわけではありません。多くのマスメディアが同じような報道を行っているのです。

*五輪トーチ中国人ランナーを攻撃したチベット人らしき男性、偽装か
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/04/html/d32396.html


その7
資料室

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